最近は比較的平穏な朝。
マフェトン理論の２週間テストも慣れてきて、炭水化物に対する飢餓感は無くなっている。
案外、米なくても生きて行けるような気もしている。
これもある意味、偏食ということになるような気もするが・・・
ま、いっか！
子供たちが学校に言った後。
コーヒーを沸かして、オカラの朝ご飯を食べて、妻と仕事の話や、子供の話などをしていた。
回っていた洗濯機の脱水音がやかましく、とてもじゃないが話が出来る環境ではなかった。
ここで無理して大声で話を続行すると、確実に、ケンカになる。
話を打ち切るのが利口である。
私はトイレで修行僧のように本を読んでいた。
本筋には関係ありませんが・・・
連日の炭水化物抜きで、野菜摂取をサボっていたら、糞詰まりになったのだ。
（これも本筋には関係ないうえ、汚い話ですみません・・・）
トイレの外では洗濯機がターボのような、あるいはジェット機のような金属音？というか、爆音を発しているが、私の脳にとって爆音は読書の邪魔にはならない。
しかし！
その後、爆音はけたたましいクラッシュ音と変わり、ガッコンガッコンといって、止まった。
とりあえず爆発ではないようだし、妻の命に別状なさそうな気がしたので、用を足してから出た。
「すごい音だったような気がしたが・・・」
妻は言った。
「とりあえず脱水終わったからよかった・・・」
「そ、そうだな・・・」
私が洗濯物を干している間に、妻がサービスセンターに電話だ。
私はとりあえず、スポーツクラブに行った。
この洗濯機、家を建てる時に一緒に購入したものだから、８年以上になる。
どうせ千万単位の借金だからと、当時では珍しい外国製のドラム式洗濯乾燥機を購入したのだ。
２階に設置してもらうために、メーカー側からの床補強指示書通りに大工にビルトイン風にランドリースペースを作らせたのである。
そんな贅沢をすると、後々まで贅沢はついてくるというか・・・
この洗濯機、勝手に一人で踊り出したり、大量に水を噴出したり、小爆発したり、今までに何度も修理屋を呼ぶ羽目に陥っていた。
去年の春に修理してもらった際には４万円もかかった。
（洗濯機新しいのが買える・・・)
とにかく、金食い虫なのだった。
スポーツクラブの帰りに、電気屋でカタログ貰って来た。
たぶん修理してもらうより、買い換えた方がマシだと思ったのだ。
（殆どの洗濯機が寸法合わないのがネックだが）
家に帰って来て、グリルした鶏のムネ肉とモヤシの味噌汁、と、（またオカラ）で昼食。
オカラが米の代わりで結構平気である。
ま、皆さんにおすすめはしないが・・・
修理屋のオジサンが来た。
このオジサン、この海外製品に割と詳しいオジサン。
（ということのように思われる・・）
というのも、最初に来たのは某家電メーカーの社員でこの外国製品に関して殆ど判っていなくて、ラチあかないので２番手としてやって来た、ベテランオヤジなのである。
(実はその後、このオヤジ一人では無理で、３番手までも来たのだが、本筋とは関係なから割愛します）
うちの洗濯機の為に去年は何度も足を運び、ミスって部品破損したのを自分持ちにして密かに損したり、ネジ紛失して仕方なく止めずに帰ったりしていたのを私は知っているが・・・
こういう細かい部分を気にする程、私自身は器の小さい人間ではない。
（しっかり書くけど・・・）
私はオジサンに言った。
「久しぶりですね」
「ああ、どうも・・・」
別に皮肉で言ったつもりでもないが、オジサンは話に乗ってこなかった。
「どれどれ、あ?こりゃだめだ！こりゃなおせねえな！」
気のせいかもしれないが、オジサンは嬉しそうだ。
「すごく音うるさくなかった？」
「すごくうるさかったです」
「ジェット機みたいな音じゃなかった？」
「そうですね」
「そうだろ?！」
おじさんはあきらかに嬉しそうに、言った。
「そういう時に、呼んでもらえれば直せたんだけど、こりゃ無理だ。もうベアリングがイカレてるから、こうなったらお釈迦だよ」
「う?む、では、どうしたらいいと思いますか」
「あ?そうだな、国産だって入るのあるんじゃないの？え、最近のはダメか、高さが合わない？大丈夫だよ、棚を作り直せばいいじゃない」
「作り直すの金かかるんですが」
「じゃあさ、中古でよければ、そんなに使い込んでるわけじゃないよ、オレが取り付けに言った奴で、全然物は大丈夫なんだけど、やっぱりこういうの（うるさい、時間がかかるなど）だって知らなくて、嫌になって買い換えたお客さんがいるんだけどさ、そういうのだったらオレがなんとか出来るよ、後、新品だけど、表面にキズかあるんだけど、モノは全然使ってなくて、梱包されてるものなんだけどさ、そういうのでもオレならなんとかなるよ」
「で、それならいくら？」
「１５万」
「・・・・」
「新品なら３０万だよ」
（・・・・っていうか、これ買ったの２０万ですが、しかも８年前）
「じゃなかったら、電気屋で見てみなよ、適当なのがあるかもしれないしさ、ま?それでもし、いいのがなかったらまた連絡してくれれば、いつでも来ますよ」
と言って、オジサンは帰っていった。
ま、無料で来ていただいただけでありがたく思うところでしょうか。
一応、「わざわざありがとうございました」と言っておいた。
ま、２度と会う事もないかもしれんが・・・
ということで、その後、帰ってきた子供たちに留守番をさせて、妻と２人で電気屋へ走った。
やはり今時、おいてあるドラム式洗濯機は、サイズが合わない。
国内のメーカーが斜めドラムを作る理由を想像してみた。
たぶん、アパートやマンション等に、最初から設置されている、洗濯機置き場。
そのサイズに合わせて、各メーカーは洗濯機を作らざるをえないのだろう。
つまり、洗濯機の大きさは、家の間取りに合わせて作られてるのであって、洗濯機の大きさに合わせて洗濯機置き場を作らないってことなのだ。
そして、そんなイレギュラーサイズ（海外ではレギュラーサイズだとしても）売り場においても、買う人は殆どいないってことみたいだ。
近所の家電屋を数件回ってみたが、一つもなかった。
無印良品にもいった。
確かに無印にも賞品はあるのだが、たぶんこの手のものはＯＥＭで、アフターサービスの点でも量販家電に負ける。
しかも売り場の店員が商品に全く理解がなく、工事屋を自分で手配してもらわないと、風のやりとりに面倒になり、やめる。
ま、お洒落な物を使うのは、お洒落な知能が必要ということでしょうか・・・
しかたがないので、結局は家の近くの電気屋で、取り寄せてもらうことにした。
最短で今週末、だそうだ。
ちなみに、こんな洗濯機です。
結局、同じメーカーの洗濯機なんですが・・・
修理屋のオジサンから買うより、かなり安いと思いました！！
ま、全く同じ物ではないんだけど・・・たぶん、こっちのほうがいいと思います！
とりあえず、自分で購入したから言いますが・・・
やっぱり東芝がいいらしいっす！
そう思えなくても責任はとれませんが・・・
この洗濯機、みれば判りますが、元々エレクトラクスという海外のものを、東芝が国内向けに改良？したものです。
で、無印にあったものも、これのＯＥＭのようです。
たぶん、おなじものです。
そして実は、壊れた洗濯機もエレクトラクスの製品です。
全部同じ？？
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ありがとうございます！！
でも実際は８年前の品ですから、（外寸以外は）同じではない、はずです。
ま、８年間で、約半額となった訳ですね。
というか、正規代理店経由なら、今でも３０万だそうですか。
値段のからくり、訳わからん。
ま、それはそれでおいといたとしても・・・
いや?いずれにしても、またしても金が?・・・
支払い？？
勿論、月賦ですが！！
ま、今日の教訓。（久々）
お洒落になりたかったら、一生お洒落でい（る資本が）ないと、後で必ず後悔します・・・
今、２００Ｖを１００Ｖに変換するために電気屋が来てます。
ということで、電源切ります・・・
ドラム式洗濯機の殉職。 – なりゆき主夫のリアルな日常 – 楽天ブログ（Blog）
