私はアホアホレンジャーに「どうすれば太郎と遊べるようになるのか」考える問題を出した。
そして今、子供部屋で作戦会議を開いている。
「え?わかんねえよ」
「みんなで謝ってみるか」
「だけどみんなで謝るのってヘンじゃん?」
「じゃあどうすればいいんだよ?」
ドイツ歩兵 野戦会議セット
等々。
で、実際の答えは何か?
前回見ていた皆さんも、解らなかったのではないだろうか?
「解らない。」
実はこれが正解だ。(汗)
私は、答えを考えて問題を出した訳ではなかった。
いや、実際、私は単なる時間つなぎで質問をすることがよくある。
その間に、考えておこうという算段だ。
今回、問題は出したがどうするべきか、出たとこ勝負ではあったとしても、どういうオチに持っていくべきか、考えていた。
ここで私は思った。
こいつら、案外真面目な奴らである。
あるいは、単なるアホ?(~_~;)
金盗んだ友達のために一生懸命考えているのか、あるいはとりあえず問題出されたら答えないと気持ち悪いからつい?
ま、いずれにしても、一人一人の子供の潜在意識と、アホアホレンジャーの集団心理というものは別物だということは間違いない。
アホアホレンジャーの集団心理は案外悪くない。
アホアホが集団で統率とれている間は、悪い方向には進まない可能性の方が高いような気がする。
誰が統率するのか?
それは結局、悪い方向に進まないよう、望むものだ。
結局私ということか。
(汗)
面倒だ!!
(久々顔文字(^_^;)登場。多少余裕が出てきたか)
いや、現実問題として、私がガキ大将になって公園とか秘密基地とかで戦争ゴッコする訳にはいかない。
日本ソフト販売宛名ガキ大将 Ver.11 たずね人パック
アホレッド。
ガキ大将ではないが、実質的にこいつがキーになるのは判っている。
爆笑戦隊パーティーレンジャー(レッド)【計7350円以上で送料無料】
単純に、一番マシな奴をキーにするしかないのであるから。
さて、どうするか・・・
—————————————————————–
懲りずに戻ってきたアホアホレンジャー。
またしても懲りずに、いっせーのせーで・・・
「ごめんなさい!」
私は言った。
「なんでおまえたちが謝る訳?悪い事したのは太郎でしょ?謝られても困るっているか、関係ない人がいくら謝っても意味ないと思うよ」
アホレッドが言った。
「いや、オレは太郎くんとはもう3年の付き合いだし、いろいろやってきた仲だから、太郎くんが悪いならオレも悪いっていうか」
「・・・なるほど。アホレッドはおまえも悪いと思ってるのか・・・本当だな?」
「はい」
「じゃあ、悪い事をしたのなら、罰を受けるってことだな?」
「え?」
アホレッドは一瞬戸惑った。
「だってそうだろ?おまえが太郎を助けるってのは、おまえが身代わりになるってことじゃないのか?あるいは、おまえがそそのかしたから太郎が盗みを働いたってことか?」
最後の言葉は失敗である。
証拠のない揺さぶりは頑なに拒否され、結局敗訴することの方が多い。
子供をそそのかすには、良い子に仕立て上げなくてはいけないのだ。
「いや、そうじゃないけど・・・」
「勿論、そうじゃないよな。そうじゃないのにもかかわらず、おまえは人助けをしようっていうのか?」
「そうです!」
「じゃあ罰を受けるのか?」
「受けます!」
「おまえたちはどうなんだ?」
私は、アホブラック、アホグリーン、アホイエローにも訊いた。
「やります!」
本意か不本意かは判らないが、良い事をする雰囲気ならば喜んでしまう。
これゆえ、小学生くらいの男の子の扱いは簡単なのだ。
「よし、じゃあこれからいうことをよく聞け。いいか、太郎は大人の財布から金を盗んだ。それは聞いたな、で、何を買ったのかというと、DSだ。DSはおまえたち、持ってるな?」
【オークション060719】【1円スタート】みんな大スキ♪ニンテンドーDS Lite クリスタルホワイト
全員が
「持ってます!」
と言った。
(その前に、持ってるのを知ってて訊いてるんだけど)
「そうだ、全員が持ってるのに、太郎一人が持ってない、可哀相だと思うか?」
「まあ・・・」
「可哀相だと思っても別に構わないぞ。じゃあ何故、ゲーム買ってやらないのかを話すから、聞いてろよな。太郎は引っ越して来たのを知ってるな?」
「うん、2年の夏に引っ越してきた」
「何で引っ越してきたのかと言えば、その頃流行っていたゲームは、ゲームボーイアドバンスだろ?それは皆持ってるのか?」
任天堂 ゲームボーイアドバンスSP
「オレは持ってる」
「オレは持ってない」
「太郎は当時、パパが死んで、おばあちゃんが面倒見ていたんだ、そのおばあちゃんは、ゲームとか知らないから、ゲームなんか買ってあげようとは思わなかった。(話は微妙に作り。実際にはゲームボーイの本体がゴロゴロしていたので、義母はアドバンスとの違いが判らなかったのだ)そして、どうしてもゲームが欲しかった太郎は、公園においてあった友達のゲームをこっそり持って帰ってきた。そして、おばあちゃんの財布からお金を盗んで、ゲームソフトを買った。ここまではいいか?」
「はい・・・」
アホレンジャー達もちょっと度肝を抜かれつつあるか。
「そして、そのことは直にばれた。おばあちゃんには叱られてすんだが、問題なのはそのゲームボーイを持っていた子供の親だ。その子の親は、学校の先生に言って、保護者会で話してもらうように言ったんだ。そして、他のお母さんたちに、太郎のおばあちゃんは、叱られて、虐められて、心臓発作を起こしたんだ。ここまではいいか?」
アホイエローは言った。
「死んだの?」
「いや、死んではいない。但し、そんな風におかあさんたち皆が太郎と太郎のおばあちゃんを虐めたら、いつかは死ぬかもしれない。だから、もうおばあちゃんとは一緒に住めなくなったんだ。太郎が引っ越してきた理由はわかったか?」
「知らなかった・・・」
「可哀相だね・・・」
「そうか??」
ま、多少作りもあるが、アホアホレンジャーに衝撃を与えるには充分か。
「だから、太郎はゲームを持つ事は禁止なんだ、これは自分で働いて貯めたお金で買うなら別だぞ、小遣いでは買ってはいけないし、やってはいけないことになっていたんだ。それは太郎が一番よく知っていることだ、それなのに嘘をついて、こっそり隠してゲームをやっていた訳だ。これは許されないことだよな?」
子供には難しい質問だ。
成り行き的にこんなことを言っているが、実際には私はそろそろDS買ってもいいんじゃないかと思っていた。(汗)
でも盗まれた以上、買う訳にはいかなくなった。
実は3年前ゲームボーイの時もそうだった。
つくづく太郎ってアホだと思う。
アホレッドが言った。
「でも、オレは外で遊ぶのが好きだし、ゲームとかなくたってべつに構わない」
「オレも」
「オレも」
「・・・」
私は言った。
「別に、おまえたちがゲームやろうがやるまいが、関係はない。太郎がゲームが出来ないだけの問題だ。我慢するべき運命なんだ。ところが、こいつにはそういう辛抱がない。だから罰を与える。しかも、こいつはカッコつけなのか知らないが、おまえたちも最近、太郎が金を見せびらかしていたのは知ってるだろ?」
「いや、みせびらかしているとは思わなかったけど、お金持ちだって思ってた」
「それが盗んだ金だってことは勿論、知らなかったんだろ?」
「知りませんでした」
「でも、怪しいとは思ってたよな?」
「いや・・・」
「勿論、知ってたら罪は重い。でも、知らなくてもその場で一緒に金を使ったらやっぱり罪になるって知ってるな?」
「はい・・・」
「おまえたちの中で、太郎におごってもらった奴は?全員だな?ようするに、おまえたちも罪人だ。おまえたちも、うちの金を使ったことに変りはない!おまえたちも泥棒だ!!」
「はい!」
「どうだ、太郎のせいで罪人になっちまったな。悔しいか?」
「いえ・・・」
「ま、それはそれでどうでもいい。おまえたちがやった一番悪い事、それはお金をつかうために、親を騙してたってことだ。この中で太郎は一番アホだからとてつもない金額を盗んでしまった。でも、おまえたちだってグルになって誰々君は買って貰ったとか、人のせいにして親からお金を貰ってたよな?」
「時々・・・」
「つまり、おまえたちは最初、太郎のために一緒に罰を受けてやろうと思ってたかもしれないけれど、今は罰を受けるのが当然だということが判ったはずだ」
「はい」
「じゃあ堂々と、罰を受けなさい」
「はい!」
大成功である。
実際にはアホブラックとアホレッドがお母さんに太郎がいっぱい金持ってるから小遣いくれ!と言わなければ未だ気づかなかったかもしれない事件。
2人にはお礼しなくてはいけないところだが、ここは一つ、さらに付き合って貰おう。
悪いな、アホアホレンジャー。
罰はうけてもらうよ。
しかし、これからどんな罰を与えるのかというと・・・・
ブログランキングです。
判らない!!あるいは、まだ考えてないんじゃ?と思ったらこちらをクリック!
ブログランキング
いや、別にこいつらを凹ませなくてもいいかと思ってます・・・(汗)
それに、どう考えてもこの中で一番体力も根性もないのは太郎だし、太郎が反省しなければ意味がない。
またしても続きます・・・(長)
ランダムブログランキングです。
続きが読みたいかも??と思ったらポチっと・・・
ランプロ