私は総合格闘技に大して興味はないのです。
真剣勝負は子供に勇気を与えない。
これは間違いない。
子供が求めるのは、やられても立ち上がってくる、不屈の精神を持ったヒーローなのだ。
私の求めているものでもあるのだが。
家の子供達がプロレス好きなのは、勿論私の影響。
しかし、なんでも好きなわけではない。
好きなのは、何か?
勿論、新日ではない。
現状の新日本プロレス、子供どころか大人だってうんざりしてる人が多いだろう。
勿論私は毎週見ているが、子供が好む内容ではないような・・・
では、ノア?
私は個人的に小橋健太をメジャーにしたい派なのだが、日本テレビの番組制作は非常に・・・気に入らない。
でもやっぱり毎週見ている。
子供は・・・怠慢な番組作りに飽きる。
それに、デカパン三沢や田上、本田多門などの色白もち肌部隊が子供の憧れの対象になると思えない。
では、全日本プロレス?
やっぱりこれが子供にもわかりやすい番組作りだと思う。
サイドストーリーの繰り返し、試合後のコメント、意味のないパフォーマンスなど、子供受けしそうである。
ミニラブマシンは良かったな?。
実は今、私自身が一番面白いのはこれだと思っていたりする。
しかし・・・子供には受けない。
基本的に地味なのだろう。
その他、DDTや大阪プロレスなど、子供でも楽しめそうだが、テレビ放送自体がない。残念だが。
ならば何が一番子供に受けているのかというと・・・
やっぱりWWEだ。
長男はエディ・ゲレロのオッサンが本当にカッコイイと思っているらしい。赤いスパッツとリングシューズが欲しいといっている。
長女はよくわからんが、ディーバに憧れていたりする。
次女はカートアングルのテーマを口ずさみ、「だれ某はベビー?ヒール?」と聞く。
WWEのシナリオは確実に我家の潤滑油なのだ。
子供達は字幕読めないんだけど。
何が面白いんだか・・・
しかし、子供達の同級生は、猪木、ボブ・サップ、曙、小川位までは知っている可能性はあるのだが、(せめて高山くらいは知っていてもらいたいところだが・・・)悪の会長、ビンス・マクマホンなんて誰一人として知らないのだ。
これは悲しすぎる。
今時の子供はプロレス全般を見ていない。
私は既に、プロレスがゴールデンタイムに戻ることを期待していない。
打ち切りさえ勘弁してもらえれば、深夜枠でこっそり録画を楽しむから、現状でかまわない。
しかし、子供達のことを考えれば、WWEだけはゴールデンにもってけるとありがたいのだ。
ビンス、頑張って日本を制覇するのだ!!
「冬ソナ」ユジンより、「RAW」のユージンが人気になる日は、来ないか・・・