実は、先日見た日本テレビ系の番組で、また悩んでます。
それは、「衝撃!ひきこもった息子…その時家族は」 という番組。
タイトルどおり、ひきこもった子供に対して家族がどう対処するのかというドキュメンタリー。
「ドキュメンタリーとは、実写に一つの方向性をもたせ、コラージュし、ドラマ化したもの」
これは私が即興で作った格言であり、辞書で調べた訳ではありません。
とにかく、訴えたいことが先に来て、それに合わせて撮影するというか、ようするにシナリオは既に存在している訳です。
ですから、この番組に出てくる人たちを非難するつもりもないし、製作スタッフに意見もないのですが・・・
内容的には、こんな感じでしょうか。
基本的に、ひきこもりというのは親が悪いとされている。
なんとかすればいいのになんとかしないから、子供が被害を蒙るというスタンスか?
そして、確かにその番組に出てくる親御さんは、弱っちい印象だ。
今まで叱ったこともないのだろうか。
ひきこもり指導専門家の助言で必死に子供を叱るが、的外れ。
的を当てるまでの修行の様子は「ガチンコラーメン道」のようだ。
子供に親の愛が伝われば、次のステップということのようだが。
子供は、どこかで成長をおき忘れてきてしまったようである。
専門家の経営している寮で、現実に向き合う訓練を受ける。
そして、親子は関係修復への一歩を踏み出したようだ・・・
そうかもしれない。
しかし・・・
そうなのか??
実は、私は中学時代、ひきこもっていた。
昔はそんな言葉はなかった。
単に登校拒否児童と言ったのだ。
それに、子供部屋もなかったし、兄弟3人の中の真ん中次男で登校拒否だ。
ある意味、貴重な存在であろうか?
それに対して、自分なりにケリをつけたつもりだった。
しかし、花子と太郎を預かるに至って、私が築いた「既定の概念」には歪が生じている。
子供は通常こうあるべきだ、という観念が揺らいでは、指導要綱は作れない。
ひきこもりに関しては、子供は正常なのにも関わらず、親の躾に難があるため、仕方なくそうなったという見方をされるような気がする。
そして、「発達障害」に悩む親御さんも、同様の扱いを世間から受けているような気がする。
どちらがいいのか、悪いのか?
そういう問題ではない。
どちらにしても辛いことだ。
ただ、子供の能力に問題がないのだとしたら、「ひきこもり」は大人の手で解決することが可能な訳だ。
頑張れ!家族、となるところだ。
私が気にしているのは、大体気づいている人は気づいているかもしれないが・・・
躾の問題か、生まれもった障害の問題か。
それで対応は180度変わってしまうんじゃないのか?
で?
両方だったらどうすればいいの??
ひきこもりと発達障害、どっちが強いの??
勝負じゃねえだろ!!
それもそうですね・・・
お手上げです、なんて言わないで?!!
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とりあえず、うちの子供はひきこもってはいません。
っていうか、たぶん今後もひきこもりませんが・・・
それだけじゃたぶんダメだと思う。
で、普通に育てればいいのか??
普通ってなんだ??
子育ての道は険しい・・・か??