上の子供達2人は茶碗の持ち方、箸の使い方が下手だ。
家に来て1年と8ヶ月が経過して、その間に少しでも改善されたのかは不明。
ある程度の年齢になってしまうと、直すこと自体無理なことなのであろうか。
などと夕飯を食べながら、考えていた。
ちなみに、昨日の夕飯は焼き肉ごはん。
昨日の作戦考えていたら、無性に焼き肉が食いたくなった。
そこで、安い肉を買ってきて、タレにつけこんで焼いたのである。
ホットプレート等で焼くほどの量ではないので、最初からごはんに乗っけてしまったのだ。
しかし、外食すれば結構高くつくのに、何故、家で買い物をするときには1円単位まで極端に切り詰めて買い物をしてしまうのであろうか。
スーパーに並ぶ肉のパックを全て吟味し、品定めをした挙句、結局は一番内容量の少ないパック(値段の安いやつ)を選ぶ。
自分の労働力を時給換算してみれば、一連の動きは無駄以外の何でもないのだが。
すっかし主夫が染み込んでいるってことか。
そこで、思い出す。
サングラス売り時代のF氏の名言。
「文化とは、無駄っていう意味だ」
文化的な生活を送っているのである。
焼き肉ご飯なんていうものは作るのに時間がかかるものではない。
子供達が自分の支度に時間がかかるため、私は時間調整しすぎで、既にに焼酎飲みすぎ状態である。
長女が何度言っても時間の配分が出来ないため、長女抜きで夕飯をスタート。
長男の好きなものを食べる時の妙な癖。
小さくかじる。
かじったところを見る。
またかじる。
また見る。
とにかくそれを繰り返す。
私はしばらく黙って見ていたが、やはり気持ち悪いのでどやしつける。
遅れて長女が参戦。
先ずわかめスープを飲み干す。
ドンブリの肉を全てスープの入っていたお椀に移す。
肉汁のついたご飯だけを食べ始める。
この食べ方を最初にしていたのはたぶん長男だと思う。
(家に来る前からそうだったのかもしれないが、その辺りは不明)
何故こんな食べ方をするのであろうか・・・
むむ!
作戦がひらめいたのである。
「君たち、最近ごはん屋さんに行くことが少ないと思わないか?」
「思わない」
「・・・・・」
長女の予想していなかったカウンターパンチで出鼻を挫かれてしまった。
既に作戦失敗か?
言い直すんだ、よく考えろ。
「・・・思う」
一安心である。
「そのどんぶりの持ち方、その箸の持ち方、さらには注意されてもなおかつヘンな食べ方をしていたら、店に行ってもそんな食べ方すると思われるよな?」
「外ではしない」
「オレに言ってもなんの意味もない。そんな言葉を誰が信じる?少なくともちゃーちゃん(義母)は信じないと思う。オレが『たぶん、外ではしませんから連れて行ってあげてください』なんて言っても、信じない。それに、ちゃーちゃんは今、ごはん屋さんに行きたくないんだ。何でだかわかるか?」
「お金がないから」
「違う」
「ダイエットしてるから」
「そうだ、ダイエットしてるから、出来れば、食い放題には行きたくないんだ。我慢できずに、腹いっぱい食べてしまいそうだろう?だから、行かない理由が欲しいんだよ」
「・・・・」
「その理由が、あんたたちのその食べ方だ。そんな汚い食べ方している間は連れて行けないってことにされているんだ」
つまり、キチンと食べられるようになったら連れて行ってくれるのかというと・・・
あまり説得力がないような気がしてきた・・・
そこで、妻が助け舟を出す。
絶妙のタッグチームなのである。
「大人だけで行くってちゃーちゃんに言えばいいんじゃない?」
素晴らしい作戦である。
というか、何でそんなことに気付かなかったのであろうか。
私もアホアホと関わっているうちに、アホアホになってしまったということか。
既に私にとって、子供の躾作戦はどうでもいいことになっていた。
「それもそうだな、なんで今まで気がつかなかったんだろう。子供が寝てから行けばいいんだ。その分お金もかからないし、早速ちゃーちゃんに言っておこう」
長女、意味不明の抵抗。
「子供料金は安いよ」
「え?でも、連れてかなかったら1円もかからないじゃん。さーて、何食おうかな?」
またしても長女、意味不明の行動。
長女のコレクション、お店屋さんのチラシ集から、スタミナ太郎のチラシを出してくる。「これ使っていいよ」
割引券がついているのだ。
「・・・ありがとう」
全般的に、作戦が成功したとは思えない。
でも、私的には新しい希望が見えた。
焼き肉、大人だけで食いにいく作戦をちゃーちゃんに提案しておこう。
スタミナ太郎より美味しそうなところ。
(子供不可のお店とか?)
子供のしつけ?
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