先日、スポーツクラブのサウナで、年配のオジサンと高校生?くらいの若者が話をしていた。
親子のようだ。
息子くんは、既に親父よりも身長は高い感じだが、全体の線は細い。
馬でいえば「2歳新馬戦」といった感じか。
坊主頭が伸びてきた、馬糞ウニ、若しくは、ナマコのようなヘアースタイル。
シーズンオフって感じでしょうか。
お父さんは、中肉中背。
まだハゲではないが、白髪もちらほら。
サラリーマンで、管理職、といった感じでしょうか。
馬でいえば「古馬1600万下」って感じ?
たぶん日常的には油かなにかつけて、七三スタイルにしてるのだと思う。
もしかしたら、年齢的には私と大して違わないような気もするが。
たぶん、お父さんがクラブの会員で、息子はゲスト会員なんだろう。
やりとりを何気に聴いてしまった。
「練習してるとき、これくらいの汗かくよ」
「体育館は、エアコンついてるのか?」
「・・・・いや」
「おばあちゃんと買い物にいってたね?何の買い物してたの?」
「たまごとか・・・なんか、いろいろ」
「そう・・・」
「おまえ、体柔らかいな?」
「たぶん・・・学校で一番かも」
「帰ったら、家でここ(もみあげ部分を斜めに動かし)切るといいな」
「・・・意味わかんないよ」
「ホームセンターでバリカン買っただろう?それで、こう斜めに切るといいな」
「その意味がわかんないよ」
「・・・・おとうさんのころは、そうゆうふうにするもんだったんだぞ」
「あっち?!!」
といって、息子はサウナから出て行った。
しばらくしてから、お父さんも出て行った。
親子のやりとり、微笑ましい・・・訳では、ない。
私と長男の数年後、たぶん、こうは、ならないな。
どうなるかは、不明だが。
ま、その間私は、頭にタオルを乗せていた。
タオルの下の髪型は、このページの2番目みたいな感じでしょうか。
いつもサウナに入るときは、頭部のダメージを軽減するためにタオルを乗せておくのだ。チ○コなんぞは隠さないが。
それより、オレが金髪モヒカンだってこと、2人とも気付いてたと思うが。
私もサウナから出ると、ドレッシングルームでは先に出た息子が鏡に見入っていた。
私も鏡の前で脇の下をパコンパコンしていると、ササっと去っていった。
ま、別にいい?んですけど。