発達障害の支援に関わる取り組みで、ペアレント・メンターというものがあって(もかちゃんは詳しいと思いますが)
簡単に言えば、発達障害の子を支援する中核は親であるのは、ある意味当たり前といえば当たり前、しかし、その当たり前なことは支援の現場では出来ていない。大体、大学で勉強して資格を取って子育てもままならない職員が有資格者として支援の現場にいるのが、どこの世界でもあることです。
保育園、幼稚園しかり、学校しかり、医療機関も、相談機関も同じです。
困難事例を最も詳しく知っているのは、当事者、若しくは当事者の養育者(あえて親とはいいません)だと思います。
もちろん、様々な事例に対応している訳ではありませんが、何の経験もないペーパードライバーよりは、修練を積んだ際の伸び率は高い(はず)です。
ま、以上は私の持論です(爆)
とりあえず今の段階では話だけで、公に言えることではないのですが、私の住んでいる地域で、密かに発達障害支援地域推進プロジェクトが進めている部分で、ペアレントメンターを養成するための予算どりをという方向性があります。
鳥取大学の井上雅彦先生と電話でお話をしまして
・鳥取で県の予算でやったことを都ではなく、区で行う訳なので、どうなるか判らないこと
・当事者の親の会の陳述(出来れば区内の複数の団体)が欲しいこと
このあたり、大丈夫かどうかという話で、なんとかしたい、ということで話を進めています。
もちろん、現状は願望なだけですが(笑)
ここだけの話、私の知っている範疇で、地域の親の会はかなり疲弊しています。
時期的なものもあるんですが、最初熱意をもって会を発足し、数人の有志の元、賛同者が募り、良い方向に行くかに見えて、年月が経つにつれ、自分たちだけが頑張ることに疲れてくるんですね、それを責めることは出来ないと思います。
また、誰も手を差し伸べてくれはしないのも現実です。
これは発達障害に限らないと思います。
ステップファミリーもそうです。
私も何度も当事者同士で潰しあっているのを見てきていますが、そこには表向きの学術発表よりもよっぽど有意義な知見が詰まっている。
勿体無いです。
と、話が散乱してきましたが(^^;
ペアレントメンターを足がかりに、「メンター」という制度を、様々な方面で取り入れたい。
その中に「中途養育者メンター」も入れていく。
とりあえず、現状の私の野望です(笑)